今回の「新型コロナウィルス」の経済に与える影響は、誰もが予想外だったと思います。
自分にも会社にも、落ち度はありませんからね…。
ただ、そうは言っても、現実に「経済状況の悪化」が、世界中で起こっています。
第2波への警戒、終息の気配が見えない事が、大きな不安材料だと思われます。
では、本題に入らせて頂きます。
「新型コロナウィルスの影響で、『住宅ローンの支払いが厳しい』と感じる方へ」という内容にて、
出来るだけ分かり易く、そして、少しでも不安を解消して頂ける内容をお話したいと思います。
売却するという選択肢以外にも、住み続けるという選択肢もあるかもしれませんよ。
今回のポイントは、
現在の経済状況
(会社や給与状況、預貯金額、借入残高、毎月の返済額)
でしょうか。
もちろん、ご家族構成や、年齢等によっても、考え方は人それぞれだと思われます。
上記を前提にして…、今後も現在の住宅に、
①住宅ローンを払い続ける事が出来るのか!?
②住宅ローンを払い続けたいか!?
③現在すでに、住宅ローンを遅延中!!
の3つで、説明します。
①の場合は、「住み続けながら、頑張って住宅ローンを払う」ですね。
愛着があって、どうしても手放したくない、なんとかギリギリやっていける、といった方は、
現状通り、頑張られる事をオススメします。
それでも不安…、といった方は、
「借入をしている金融機関に、金利の減額交渉」をされてみては如何でしょうか?
出来るかどうかは、正直、金融機関の判断によると思われます。
ただ、状況が状況の為、相談に乗って頂ける可能性は高いと思います。
金融機関によっては、支払期間の延長等も、相談が可能かもしれません。。
今後の金利等に影響が出る場合もありますので、内容を良く確認の上で、ご判断下さい。
②の場合は、「売却も視野に入れる」でしょうか。
別に、現在の住宅にこだわっている訳では無い方も、多いかと思います。
現在の家族構成によっては、「買い替える事」や、「賃貸に住み替える事」も一つの選択肢です。
毎月の返済額が減り、現状の経済的な不安から、少し解消されると思われます。
不安等があれば、相談だけでも結構ですので、お気軽にご相談下さいませ。
いづれにせよ、住宅ローンの延滞だけは、ご注意下さい。
③の場合は、住宅ローン遅延状況等、色々と確認させて頂きたいと存じますので、ご連絡下さい!
現状だと、時間が経過すればする程、確実に状況は悪くなります。
最悪の状況だと考えられる、競売や自己破産は、避けるべきだと考えます!
早い時期に相談を頂ければ頂ける程、金融機関との交渉も出来ますし、
不動産売却に要する期間が確保出来ます。
その際は「任意売却」という方法にて、お客様の条件や希望をお聞きし、売却を勧めていきます。
引越代等の現金が無いという方がいらっしゃれば、事前に交渉し、現金を捻出する事も可能です。
ただ注意しないといけないのが、売却までの日時が限られている事、そして、
売却金額等、銀行を納得させなければいけません。
(買主様のご協力も必要な場合もあります。)
「高く売ります」は理想ですが、絵に描いた餅では、金融機関に納得してもらえません。
そういった事も有り、並行して、複数の買取業者にも、打診をしていきます。
売却する方にとって、競売となり、安い金額で買い叩かれるより、良い結果になると思われます。
売却する金額によっては、借金が残ってしまう場合もありますが、
月々の支払は、非常に安くなる事が一般的です。
もちろん、物件の「立地条件」によって売却金額も違いますし、「住宅ローンの残高」、
お客様の属性によっても、状況が異なりますので、ご了承下さいませ。
長文にお付き合い頂き、誠に有難うございました。
もっと詳しく書くと、文章が4~5倍になると思われますので、
私なりにポイントを絞り、分かり易くご説明、ご提案をさせて頂きました。
言葉足らずがあれば、ご了承下さいませ。
もし、お困りの事がございましたら、何なりとお気軽にご相談下さい。
秘密厳守で、お客様の利益が最大化出来るよう、精一杯頑張らせて頂きます!