不動産業界にいると、想像通りの結果ではあるのですが…、どうなんでしょうねぇ。
昨年1年間に、全国で発売された「新築マンション」の平均価格 のお話です。
初めて 6,000万円を超え、過去最高を更新 したようですね。
もちろん、東京23区の一部の超高額マンションが、平均価格を押し上げていると思うのですが、
今後も、建築資材の上昇や、人件費の上昇、地価の上昇含め、まだまだ高くなりそうな雰囲気です。
ちなみに、地位別の平均価格は、下記の通りですよ。
■首都圏:前年より、 3.5%下がって【7,820万円】
■近畿圏:前年より、 14.8%上がって【5,357万円】
◎札幌市:前年より、 3.3%上がって 【5,145万円】
◎仙台市:前年より、 27.2%上がって 【5,890万円】
◎名古屋市:前年より、 8.3%上がって 【4,448万円】
◎広島市:前年より、 31.8%上がって 【5,372万円】
◎福岡市:前年より、 40.1%上がって 【5,598万円】
如何でしょう…、ちょっと高過ぎですよね。
新築マンションのチラシを見ると、ゾッとする事があります。
価格はもちろんですが、専有面積がどんどん狭くなっています…。
ただ、上記エリアの上昇が顕著だと思いますが、それでも、
金額の高いエリア、安いエリア、需要の高い人気エリア、需要の低い不人気エリア、
売れるエリア、売れないエリア等、はっきりと2極化されてきていると思います。
今の状況がいつまで続くかは分かりませんが、そろそろ限界も近いのでは…と感じますね。
事実、現状ではデベロッパーも、事業として勝算が高い物件でないと、
土地の購入に、二の足を踏んでいるようですよ…。
すべてを叶える事は難しいと思いますが、
個人的には、立地条件の良い、室内状態の良い、そしてお手頃な中古マンションがあれば、
検討される事をお勧めします。
私で宜しければ、喜んでお手伝いさせて頂きますよ。