突然ですが、3択です!!
日本国内の「所有者が不明な土地」の 面積は、どのくらいあるでしょう???
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①「広島県」の面積と同じくらい
②「四国」の面積と同じくらい
③「九州」の面積と同じくらい
予想外の3択ではないでしょうか?
ハイ、正解です! 答えは、
③「九州」の面積と同じくらい
でした。
ちなみに、『所有者不明土地』とは、
「登記記録では所有者が分からない、もしくは分かっていても連絡がつかない土地」の事と言います。
こうした土地の総面積は、2016年時点で九州本島を上回る410万ヘクタールに上るそうです。
思ったより、多いと思いませんか…。
「登記簿で所有者が判明しない原因」は、住所変更が届けられていない場合や、
すでに亡くなった人の名義になっており、相続が発生したときに名義変更が行われていない場合です。
今後、時間が経てば経つほど、深刻化していく事が予想されます。
そういったことも有り、来年【2024年4月1日から、相続登記は義務化される事】となりました。
怠った場合には、「最高で10万円の過料」を科せられるものと、かなり厳しくなるようです。
そして、注意しなければならないポイントとしては、
「法令施行前に相続が発生した不動産においても、
所有権移転登記(相続登記)が義務となる」 点ですね。
来年4月以降、どんな感じになるのか、見守っていきたいと思います。
もし、不安がある方は、お気軽にご相談下さいね。