数日前に、国土交通省から、令和5年「地価 公示価格」が発表されました。
でも、そもそも「公示価格」って、何なんでしょうね?
超簡単に言いますと、
一般の方が土地取引や資産評価をする際の、価格の客観的な目安として活用されているもので、
1m² あたりの土地価格 を示しています。 (毎年3月下旬頃 発表)
ただ、実際の不動産取引においては、
土地の形や大きさ、前面道路などの条件によって大きく変わります。
また、売主によっては「高く売りたい方」もいらっしゃいますし、
「安くても、早く売りたい方」もいらっしゃいますので、当然、価格に幅が出る事も多いですね。
そういった事もあり、
公示価格=実勢価格(市場で売買されている市場価格)になる事は、むしろ少ない と思われます。
一般的に 実勢価格は、公示価格の1.1~1.2倍が目安 とされているようですよ。
参考までに、広島市内の情報は、下記からご覧頂けますので、
興味もある方は、ご覧になってみて下さいね。

今回に関しては、コロナの影響も落ち着き、
都市部を中心に上昇が継続、地方部においても上昇範囲が広がるなど、
全国的に回復傾向に転じたようですね。
引き続き、札幌、仙台、広島、福岡の「地方主要4市」に関しては、上昇となっています。
余談ですが、北海道の北広島市は、約30%前後と、昨年に引き続き、大幅上昇となっていますね。
これは、「日本ハム ファイターズ」の新球場の影響が、顕著に表れていると思われます。

ちなみに、商業地の最高値は12年連続で、
東京・銀座4丁目となり、公示価格は「5,380万円」との事です。
単純に1坪として計算すると、「1億7,754万円」…、
もし、20坪の土地を買おうとすると、「35億5,080万円」となります。
実際には、もっと高いと思われますが、恐ろしい金額ですよねぇ~。