毎年の事なのですが、「支払うべき税金の書類」は、きっちり届きます。
個人に対する「自動車税」や「固定資産税」等の、納税通知書も同様ですよね。。
法人では、決算日から2カ月以内に、申告・納税を実施します。
例えば、3月決算の会社は、5月末までに、申告・納税を行わなければなりません。
弊社は10月決算ですので、今回は、中間申告(予定納税)なのです。
では今回の「中間申告(予定納税)」って、何なんでしょう!?
超簡単に言いますと、こんな感じです。
前年度の決算手続きから、6カ月経過した頃、書類が届くのですが、
今年度の決算後に支払う 下記の納税金額 は、 取り敢えず、
「前年度に支払った、消費税・法人税等の半分 を、前払いで納税 して下さい。」 という話です。
理屈としては、会社にとっても、事業年度の真ん中で一度支払っておけば、
期末に纏めて支払うより、資金繰りのメドがつきやすい場合も多いですし、
国や地方自治体にとっても、徴収漏れを防いで、
安定的に税収の確保が出来る…、というわけですね。
国や地方自治体 にとっての、メリット(取れる内に取っておく)の方が大きいと思いますが、
法人にとっても、決算後に納税したいけど、一括で支払うお金が無い…、
といったリスクが軽減されます。。
もちろん、今年度の決算数字が悪ければ、払い過ぎた税金は戻ってきます。
当然、今年度の決算数字が良ければ、追加で税金を支払う事になりますけどね。
多少なりともですが、「税金や社会保険等の仕組み」が分かると、
良く出来てるなあ…、と感心させられる事も多いですね。
余談ですが、管理する側(搾取する側)から見れば、
何も知らない国民が多ければ多いほど、都合が良い事でしょう。。
且つ、複雑な仕組みと計算方法であればある程、
大多数の人は考えないですし、文句も言わないですからね。。。
すみません…、最後に話が横道に逸れてしまいました。
まあ、弊社が支払う税金は、微々たるものなのですが、有効に使ってもらえれば幸いです。。
厳しい時期ですが、税金が支払えるよう、精一杯頑張りたいと思います。。