簡単に言いますと、「住宅を買って、確定申告をすると、税金が戻ってくる」という制度ですね。
10年間、年末ローン残高の1%が、所得税や住民税から控除されます。
単純計算だと、年末のローン残高が2,500万円の場合、25万円となりますよ。
ただ、幾つか条件があります。
細かく書くと、分かりづらくなり、長文になってしまいますので、
今回は、ポイントのみ、ご紹介しますね。
①登記簿に記載されている床面積が、50㎡以上である事。
※マンションの場合、パンフレットに記載された専有面積より、
登記簿の床面積は、小さくなりますので、ご注意下さい。
バルコニー等は、除きます。
②中古物件の場合、一般的な戸建の場合は、築20年以内の物件、
マンション等の場合、築25年以内の物件である事。
※一部、例外があります。
③ローンの返済期間が、10年以上である事。
※現金購入の場合は、住宅ローンがありませんので、適用されません。
④購入した物件に、入居(実際に住む)する事。
※投資物件(賃収物件)、セカンドハウスの場合は、適用されません。
ポイントは、上記の4つでしょうか。
借入金額や、年収等によって、控除金額は変わってきます。
思ったより少ない場合もありますので、ご注意を…。
参考までに、10年間の最大控除額は、400万円までとなりますが、
ここまで控除される方は、ごく一握りだと思われます。
また、申告しないと控除されませんので、これも注意が必要です。
弊社ではお客様が申告を忘れないよう、書類も同時にお渡ししていますので、ご安心を…。
以上、簡単ですが、住宅ローン控除(減税)のポイントを、分かり易くご紹介しました。
詳しく知りたい方は、お気軽にお問合わせ下さいね。。
最後になりますが、住宅ローン控除が受けられない物件でも、
お客様にとって、希望条件に合う物件や、ご満足頂ける物件に出会える事も多いです。
あまり、気にし過ぎる必要は無いと思います。
物件に一目惚れする事もよくありますので…、やはり出会いというか、タイミングですね。。