不動産の面積に関して、知っていると得する「マメ知識」です。。
不動産のチラシや、パンフレット等の面積の表示には、2種類あります。
マンションを例にして、分かり易く、簡単にお話しますね。。
「壁芯面積」とは?
分譲マンションのチラシや、パンフレットに記載されている床面積には、
一般的に、壁芯面積(かべしん・へきしん)が用いられます。
壁芯面積とは、住戸の図面を見た時、壁の中心線で囲まれた部分の面積の事です。
「内法面積」とは?
登記簿上のマンションの床面積には、内法面積(うちのり)が用いられます。
内法面積とは、壁の内側、つまり、実際に利用できる部屋の広さを示す面積の事です。
具体的な例で言いますと、
専有面積(壁芯面積)が70㎡のマンション場合、
登記簿面積(内法面積)は、2~3㎡程度、小さくなります。
ただ、計り方が違うだけで、損する訳ではありませんので、ご安心下さい!!
細かくとお話すると長くなるので、このへんで…。
余談ですが、バルコニーや室外機置場、ポーチ等は、専有面積に含みません。
別に表示されますよ。
上記を踏まえて、最後に大事なお話です。
時々、「生活空間面積」 という表現で、共用部分ですが専用使用権がある、
「バルコニーや室外機置場、ポーチ等の面積」と「専有面積」を、
合算して表記されている広告 があります。
専有面積が70㎡でも、バルコニー等を合わせると、
80㎡程度になりますので、表示を良く見ないと、広く感じてしまいます。
お客様に、錯誤(勘違い)をさせてしまう表現なので、問題がある表現なのです。。
ご注意下さいね…。
以上、不動産の豆知識でした。
最後までご覧頂いた方、有難うございました。